マングースが沖縄に来て100年以上

ハブVSマングースの構図を作り上げようとしてから2010年でちょうど100年経ちました。現在でも沖縄のハブは有名ですし、数自体もマングースによって減少したというデータは得られていないようです。やはり沖縄は温かく小動物も虫も多くいますから、わざわざハブを獲物にすることは無いのでしょう。

それだけであれば、大きな問題ではありません。それだけであれば計画に失敗しただけですが、実はマングースによって生態系のバランスが崩れてしまっているのです。

ハブを捕食することを目的としていましたが、そうではなく小動物が多く食べられてしまっているのです。ハブも行動時間が異なり、強い相手を好んで捕食することはありませんからライバルのいないマングースはどんどん増えてしまっているのです。

人間が勝手に連れてきて、捕獲の対象になるとしたら、とてもかわいそうなことですよね。

可愛い顔して気性の荒いマングース

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マングースの顔を思い浮かべることが出来るでしょうか。マングースは小さな顔につぶらな瞳を持っており、大きさも30センチ程度と小さく可愛い顔をしています。

マングースの小さな顔や愛くるしい姿からは想像出来ないですが、マングースは肉食で気性が荒いことで知られています。子供の時はさらに小さく可愛らしく飼育したいと感じる方が多いようですが、大人しい子供も大きくなるにつれて野生の本脳で攻撃的な性格になります。
これは自分の身を守るための大切な本能です。マングースはとても可愛らしい姿で自分から人間に襲いかかるようなことはありませんが、気性が荒いことを覚え、出会っても刺激しないようにしましょう。

ハブとマングースの闘い

沖縄でも行われているようにハブVSマングースのショーは世界でも見られます。

ハブとマングースではどちらが勝つことが多いのでしょうか。実はマングースの方が勝利する確率が高いと言われており、実際にマングースの方が勝利を収めています。

しかし100戦100勝というわけにはいかずマングースがハブに敗れてしまうこともしばしばあります。

最近では動物愛護の観点からハブVSマングースは水泳の勝負をしていることもあるそうです。

(Photo by LA Dawson)

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