人間もサルの一種に他ならない

人間もサルの一種に他ならないと言われるとなんだかドキっとしますね。通常サルと言う場合、人間を除いた霊長目を指し示しますが、生物学的には人間もサルの一種ということになります。

人間はサルが進化したものであるということを学んでいても、やはりドキっとしますし親しみを感じますね。

日本でサルと言った場合にはニホンザルを指すことが多いですが、サルの種類は多いのです。

頭が良いのか悪いのか場面で変わるサル

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サルは頭の良い動物ではありますが、人間と比較すれば人間の方が知能が高いのは言うまでもありません。ですからサルは頭が良いというイメージも頭の悪いというイメージも同時に持ち合わせた珍しい動物なのです。

神や仏の使いとして敬う反面、サル並みの知能などといって頭の悪いイメージをも持ち合わせています。東洋では良いイメージの多いサルでサルに親しみすら感じますが欧米諸国ではマイナスイメージの方が強い傾向にあります。

yellow monkeyは黄色人種の差別用語ですし、風刺画では人をサルに見立てて描くことに侮辱的な意味合いがあります。

サルのまゆげ

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サルから進化したと言われている人間にはまゆげがありますよね。しかし、サルの顔をよく見てみましょう。

実はサルにまゆげが無く、まゆげは進化の過程で人間に合わせてできた毛です。まゆげの役割は日差しを防ぐことや、また汗が目に流れるのを防ぐ役割があると言われています。

サルはまゆげが無くても平気なのでしょうか。サルは眉毛が無くても骨格や他の体毛で日差しを防ぎ汗が目に流れることも無いのでまゆげは必要無いのです。

猿の仲は本当か?

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犬猿の仲は本当だとも言えますし、嘘であるとも言えます。大昔は実際にサルと犬は仲が悪かったのですが、現在ではそうではありません。昔は犬は肉食性でしたから、サルを襲うこともしばしばあったのです。犬の大きさから考えてもサルの大きさは襲える動物の限界の大きさですから大きな攻防があったようです。

現在では犬は雑食性になりましたし、サルを餌とすることはありませんから仲が悪いということは少ないのです。犬猿の仲とは古い言い方ですが、時代が変わり意味が伝わりにくくなっていると言えるでしょう。

サルをペットにする

サルはペットとしても人気があり、人懐っこいのが特徴です。表情も豊かな動物なので飼育して一緒に過ごすのは楽しいでしょう。
また餌を食べる様子なども人間に似ていて愛嬌があります。したがって、サルをペットとして飼育することもあるのです。
(Photo by Thamizhpparithi Maari, Thine Antique Pen, Michael Gwyther-Jones, Navaneeth Krishnan S)

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