英語ではSlothと呼ばれるナマケモノ

ナマケモノは一生のほとんどを木にぶら下がって生活をし、その動作は非常に鈍いものです。ナマケモノはその動作の遅さから怠け者から転じてナマケモノと呼ばれるようになりました。

英語でもSlothと呼ばれています。Slothとは英語で怠惰という意味があります。

このようにやはり名前からしてその性格を表していますから、ナマケモノは面白い名前だと言うことが出来ますね。

怠け過ぎて?餓死してしまうナマケモノ

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ナマケモノの主食は植物で、ぶら下がっている木の葉を食べています。この葉には毒があり、他の動物は食べませんから争う事無く葉を食べることが出来ます。ナマケモノは毛のせいで一見分かりにくいのですが非常に痩せている動物で、重さにしたら5キロ程度しかありません。

ナマケモノは餓死してしまうことがありますが、怠けすぎて食べることも忘れてしまうのでしょうか。実はこうした誤解が多いナマケモノですが、実はちゃんと食事はしていることが多いのです。

もともと食べる量も少ないナマケモノははるか昔、昆虫を食べていたと言われていることからも消化が遅いのです。そのため食べてもエネルギーに変換するまでに時間が掛かり過ぎて、お腹は一杯なのに餓死という奇妙な現象が発生してしまうのです。

食べるのも怠けて餓死してしまうのではなく、消化に時間が掛かるばかりに死んでしまうとはナマケモノにはびっくりですね。

銀灰色の毛の秘密

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ナマケモノの毛の色は銀灰色で、少し汚れているように見えてしまうのですがこれには理由があります。ナマケモノは生涯のほとんどは木の上で過ごすことはお話ししました。その木の色が銀灰色なので、天敵から身を守るための保護色なのです。

ナマケモノは目の周りは茶色ですが、顔をうずめるようにして眠るので、木と同化して見えるようになっています。ナマケモノの銀灰色にはこのような理由があったのですね。

進化してきたナマケモノ

ナマケモノは非常に動作が遅いですが、このように環境に適した進化のおかげで現在まで生き残れているのですから、非常に素晴らしいですね。ナマケモノの最大の敵は、実は空からのワシですが、保護色でなければ絶滅していたとも言われています。

ナマケモノはエネルギー効率のことも考え、遅ければ遅いほど生き残れると言われています。進化の多様性を感じる部分だと言えるでしょう。

他の生物とは違った形での進化という、非常に進化論的にも面白い生き物だと言えます。
(Photo by Charlesjsharp, Cliff)

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